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「DHA SIM ヨーロッパ」を使ってみてのレビュー&使い方の注意点

実際に「DHA SIM for ヨーロッパ」をiPhoneで使ってみての口コミ&使い方の注意点
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「DHA SIM ヨーロッパ」使ってみての口コミ&使い方の注意点

筆者もぐら

2020年初頭のオランダ旅行で「DHA SIM for ヨーロッパ 5GB / 10日間利用可能」を、iPhone7に入れて使いました。

快適に過ごせましたが、調べることや不安もたくさんあったので、実際に使った人の気づき&覚書として残しておこうと思います。

SIMどれにするか迷っている人は参考にどうぞ!

※もしオランダに旅行へ行く場合は、「アルバートハイン」というスーパーでお買い物をする機会があるかと思います。こちらはクレジットカードが使える店舗がめっちゃ少ないのですが、その数少ない店舗を下記の記事でまとめています。よかったらこちらもどうぞ!

クレジットカードが使えるアルバートハインの店舗inオランダアムステルダム
【2020年】クレジットカードが使えるアルバートハインの店舗まとめ 自分がオランダ旅行に行ったとき、現地の大手スーパー「アルバートハイン(Albert Heijn)」でクレジットカード払いができる店舗が...

DHA SIM for ヨーロッパの前評判&なぜこれに決めたか

「DHA SIM for ヨーロッパ」の評判

当時、いろいろ海外SIMカードを検討していた時にAmazonの口コミや個人ブログあたりを見ていた限りでは、おおよそこんな感じでした。

いい口コミ

  • SIMカードを差し替えるだけで使えた
  • ヨーロッパの複数の国で問題なく使えた
  • 4GやLTEも拾えた

心配な口コミ

  • 「SIMが無効です」と出て、全く使えなかった
  • 通信がところどころ安定しなかった
  • 周遊なのに一か国しか使えなかった

「使えない」系の口コミはどのブランドのSIMカード・レンタルWiFiにも一定数あったので、あまりにも多くない場合は気にしないようにしました。

また、「使えない系」の対処法として「ネットワークリセット」をすれば良い、などの解決法もあったので、まだ少し安心かな…?と感じました。

Amzonでのレビューを見る

「DHA SIM for ヨーロッパ」にした決め手

①使用したい条件が合っていた

筆者もぐらは下記の条件で使えるSIMカードを探して、「DHA SIM for ヨーロッパ 5GB / 10日間利用可能」を見つけました。

  • 自分のスマホ機種:iPhone7(楽天モバイル利用。SIMロック解除済)
  • 使用予定期間:7日間程度
  • 行先:オランダ(もしかしたら近隣国にも行くかも?周遊?)
  • データ容量目安:5GB程度かな?(現地の友人宅&ホテルに滞在で、そこではWiFiが使えるので)主な用途はLINE、SNS閲覧、グーグルマップ、検索。
筆者もぐら

海外に行く目的が観光などであれば、
自分の状況を上記項目に当てはめてSIMカードを選べば問題ないかと思います。

②価格が安かった

最終的にAmazonで購入したのですが、当時は税込¥1,980 でした。
レンタルWiFiより、SIMにした一番の理由かも…。

③Amazonレビューの評価が良かった

購入当時の評価は★4とちょっとくらいでした。

海外SIMは実際に現地に行かないと試せないという特性上、口コミは重視しました。
前評判でも書きましたが、良い口コミが多いのはやはり決め手になりました。

一方、良くない口コミも、回避方が書いてあったりして若干安心感がありました。

実際使っての感想

結局アムステルダム周辺しか行きませんでしたが、
当初の予定通り

  • LINE
  • SNS閲覧
  • グーグルマップ
  • 検索


くらいしか使わなかった場合では、それなりに快適でした。

特に、高速というわけではありませんでしたが、屋内であってもあからさまに遅いと感じることはありませんでした。

※このSIM接続時には、音楽や動画の視聴、何かのダウンロードアップロードはしていないので、その点ではわかりません…。

また、一部ホテルや友人宅のWiFiをお借りしたこともあり、7日間で最後までデータを使い切ることはないっぽかったです。

筆者もぐら

残念ながら「現時点で何GB消費している」は確認できないようなので、最後までつながった=容量が足りたという認識です。

なお、SIMカードの予想していなかった利点としては、レンタルWiFiと違ってわざわざルーターを持ち歩かなくてよいところ充電をしなくてよかったところありがたかったです。

1日中、ほぼ徒歩でアムステルダム内(ダム広場~国立美術館を、いろいろなお店に立ち寄りながら移動)を歩き回った日がありましたが、スニーカーでもとても疲れて荷物が重く感じました…。

小さなものですが、観光は歩き回るので荷物は軽い・小さい方がやっぱりいいなと実感しました。

使うにあたっての注意点4つ

①スマホはSIMフリー端末か?

当たり前ですが、SIMカードを違うものに差し替えるので、SIMフリー端末or SIMロック解除済み端末でしか使えません。

SIMロック解除は、キャリアによってはできない場合があるので、早めに確認するといいと思います。

②使用期限がある

「利用開始から10日間」とは別に、賞味期限的な感じで、利用期限があります。

前もって注文せず、ある程度使う時期が近くなってから注文するのがおすすめ。
2週間前とか。

筆者もぐら

筆者もぐらは2020/1/19に注文して、2020/12/31期限のものが届きました。

※こんな感じでパッケージの裏面に書いてあります。

届いた「DHA SIM for ヨーロッパ」の使用期限

③日本にいるとき絶対差しちゃダメ

差した瞬間から残り日数を消化する模様です。
まだ日本にいる段階で、「事前に試してみよう」とかで差すのは止めましょう。

④データを使い切るor日数を過ぎると使えなくなり追加購入もできない

見出しタイトル↑の通りです。
ちょっとでも日数やデータ容量に不安があるなら、他の条件の商品を検討しましょう。

もしくは、自分の条件に合うような、ほかのブランドのSIMカードでもいいと思います。

日本出発前にやった方がいいこと5つ

①説明書に書いてある「詳しくはこちら」的なURLを先に確認しておく

現地でSIMカードを入れ替えてもすぐに使えなかったときのために、パッケージ兼説明書に書かれている対処方法のURLなどをあらかじめ確認しておくのがおすすめです。

パッケージ兼取扱説明書。日本出国前に目を通したい。
筆者もぐら

筆者もぐらはSIMカード差し替えだけでは繋がらず、焦りました。

スキポール空港に無料WiFiがあったので助かりましたが、絶対事前に目を通しておいた方がいいです。

②【格安SIMでiPhone利用の人】APN構成プロファイルのダウンロードURLを確認しておく

①とやや重複しますが、SIMカードの差し替えでつながらない場合、スマホのAPN設定というよくわからないものを触らないといけません。

APNとは?

「Access Point Name」の略です。
接続先の事業者やサービスを指定する設定で、スマホのこの設定がSIMカード(の通信事業者)と合っていないと、通信できないです。

やることを簡単に言うと、もともと日本で使っていた時の通信業者の「APN構成プロファイル」をiPhone上から削除する必要があります。

日本に帰ってきてスムーズに「元のAPN構成プロファイル」に戻せるように、「元のAPN構成プロファイル」がダウンロードできるURLを事前にブックマークしておくのをおすすめします。

筆者もぐら

「元のAPN構成プロファイル」は、自分の使っている格安SIMの通信業者のホームページなどでダウンロードできたりします。

設定方法も、ググると画像付きのわかりやすい解説がたくさんヒットします。(丸投げ)


帰国したら、空港や自宅のWiFiにつないでAPN構成プロファイルダウンロードして元通りにすればOK!(のはず)

③OSを最新の状態にしておく

最新のバージョンにアップデートしてないと、つながらない恐れがあるそうです。
念のためやっておきましょう。

④アプリの自動アップデート設定をOFFにしておく

設定>iTunes StoreとApp Store>Appのアップデート で、
必ず事前にオフにしましょう。

ONにしたまま現地でつながった場合、スマホを何か操作していなくても、アプリのアップデートで勝手にどんどんデータ容量が使われてしまいます。

iPhone7のアプリの自動更新設定画面。OFFにしておくのがおすすめ。

日本に戻った時、ONに戻すのを忘れないように…。

⑤入れ替えた日本のシムカードを保管する入れ物を用意しておく

日本のSIMカードを失くしたり傷がついたりしてしまうと大変なので、小さな容器やジップロックでもいいので何か密封できるものの用意があったほうが安心です。
100均のピルケースとか。

日本で使っていたSIMカードはケースに入れておくと、破損・紛失がなく安心。
※イメージです。
筆者もぐら

筆者もぐらは用意しなかったため、実際は無理やりクリアファイルの隅に寄せて入れてました。
いつ滑り落ちるか、ヒヤヒヤしました…。

現地到着後にやること(設定の方法)

パッケージ兼説明書内側にもさらっと記載がありますが、下記の流れで設定をします。

①シムカードを入れ替える

SIMカードのスロットを開く用のピン?もセットで一緒に入っています。
これを使って日本のSIMカードを取り出し、DHA SIMカードと入れ替えます。

※このとき、電源はいったんOFFに。

iPhone7のSIMカードスロットを開けるための付属ピン。
筆者もぐら

SIMカードの入れ替え方法は、ググると画像付きのわかりやすい解説がたくさんヒットします。(丸投げ・2度目)

②スマホの「データローミング」をONにする

iPhoneだと、設定>モバイル通信>に進み
下の画像のマルの部分をオンにします。

iPhone7のデータローミングをONにする画面。
この辺はスクショを忘れ、後日取り直しています…

他に問題がなければこれで接続が完了し、下の画像のように、画面左上に現地の通信会社と電波状態の表示がでます。

オランダの通信会社につながった場合の電波表示画面。

それでもなんかダメなとき

筆者もぐらは、上記②では接続できませんでした。

その場合は下記の赤マルの方法を試します。

SIMカードを入れ替えただけでは繋がらなかった場合の対処法が書かれている説明書。


筆者もぐらは、上の赤マルに従って「APN」欄に「cmlink」と入れたところ、数分後につながりました。

※赤マルのAPN設定の手順にある「モバイルデータ通信ネットワーク」という項目は、SIMを差し替えた状態でないと表示されません。

iPhone7のAPN設定画面。
この辺はスクショを忘れ、後日取り直しています…

下の赤マルの「プロバイダの構成ファイルを削除」はしていないのですが、なぜこれだけでつながったのかは不明…。

「DHA SIM ヨーロッパ」使ってみてまとめ

比較的安価、設定等もそこまで難しくなく、利用者も多いためかネットで調べれば情報もヒットしやすい、といったメリットがありました。


総合的には、あまり慣れていない人にもおススメ、という感想です。

筆者もぐら

詳しくないけどSIMどれにするか迷っている人は検討にあげてみる価値ありです。