SNSで定期的に話題になるベビーオイル洗顔を30代乾燥性敏感肌(時々アトピー)が2021年6月から今まで、約1年半ほど継続してみました。
この記事では、1年半継続しての率直な感想・気づいたことを書いています。
同じような肌質の人の参考になると幸いです。
- ベビーオイル洗顔気になるけどいきなり自分で試すのは怖い
- 敏感気味乾燥肌にしっくりくる洗顔を探し求めている
- お金をかけずに肌質を改善したい
- しっかりスキンケアしてるのはずなのに肌バリア弱め
いろいろと注意がありそうな美容法ですが、私の場合は色ムラ改善&毛穴改善ができたので、やって良かったです。
→結果&乾燥だけ早く見たい人は「ベビーオイル洗顔を1年半継続した結果」へどうぞ。
- 30代女性
- 乾燥性敏感肌寄り(昔は顔にもアトピーあり)
- メイクが全体的に薄め(ノーファンデ)
- 現在は在宅勤務なので日焼けは皆無&メイク少なめ
- ベビーオイルだけではなく、植物オイルも併用。
ベビーオイル洗顔とは??
端的に書くと、
ベビーオイル等のオイルを顔に塗布し、その油分をティッシュでオフすることにより、汚れを除去する水を使わない洗顔法
です。
美容系インフルエンサーのmimiさんが提唱されている美容法です。
ベビーオイル洗顔の詳しいやり方は、こちら↓の動画がわかりやすいです。
「ベビーオイル洗顔」のやり方動画2020ver!数年続けている方も出てきている美容法だと思います❤️🔥改めてやり方チェックしてみてね👌
— mimi@ベビーオイル洗顔 (@mimitan090909) August 19, 2022
「ベビーオイル洗顔」に関する質問、リプライいただけたら答えます👌 pic.twitter.com/DyDvpwmKC6
ベビーオイル洗顔後はそのままでも良いし、お風呂に入った場合はぬるま湯で顔を洗うだけでOKです。
(通常のクレンジング~洗顔は不要)
ベビーオイル洗顔が美容法として成立しているとされる根拠
オイルによる洗顔については、一応下記のようなメリットや狙いがあります。
- 主成分のミネラルオイルは低刺激・酸化しづらい
- 水を使わないので、肌本来の保湿成分(NMF)が流失しづらい
- 皮脂汚れやメイクは油性汚れなのでベビーオイルである程度落とすことができる
ベビーオイル自体に何か有効成分があってそれが効くのではなく、肌を痛めつけないようにして、肌のバリア機能を回復させることを目的とした手法のようです。
ベビーオイル洗顔のメリット/デメリット
ざっくり書くと下記のとおりです。
合う/合わないが最大のポイントですが、こればっかりは個人差が大きいのでトライして判断するしかない。
なお、今筆者もぐらは、mimiさんおススメのライスブランオイル、マツキヨかジョンソンのベビーオイルをメインに併用しています。
※Amazon・yahoo!ショッピングでも同じものを売っています。
ベビーオイル洗顔を1年半継続した結果
ベビーオイル洗顔…👵
— もぐら(女性ブロガーのはず) (@mogumogurablog) June 17, 2021
いいかもしれない…
(ベビーオイルないのでホホバオイルだが)
毛穴の、なんとなく黒ずみ気味なのと、油っぽい感じが消えつつ、逆に頬あたりの敏感肌ならではの危なげな感じが消えるぞ…👵
そしてティッシュもったいないとか思ってたけど、意外とそんなに枚数使わない…
結果:筆者もぐらにはベビーオイル洗顔はとても合っており、実感としては下記の良いことがありました。
完全に同じ条件での撮影ではありませんが、ビフォーアフターそれぞれ同じiPhone12mini、ノーマル内側カメラ、無加工撮影です。
▼ビフォーアフターその1
▼ビフォーアフターその2
※上の画像は寝起きなので寝具の跡が付いています。
なお、この1年半の間には美容医療のような、確実に肌に変化が出るような施術は受けていません。
~考察~
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ベビーオイルは界面活性剤が入っていない&水も使わないので、肌の本来の保湿成分が流出しにくい
↓
本来の保護成分が残ることで、少しづつ肌のバリア機能が回復
↓
外的刺激からの耐性も回復
↓
過剰な皮脂の抑制、荒れによる色ムラの解消
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油分がある程度皮膚上に残ることで乾燥肌の悪化を軽減するため、乾燥しすぎからの皮脂過剰による毛穴目立ちの場合は、効果を感じられるのでは??という感じ。
ただし、当たり前ですがウォータープループ等の濃いメイクはベビーオイル洗顔では普通には落ちないので、この部分はポイント的に別なクレンジングアイテムを使う必要があります。
マスカラは「お湯落ち」をうたっているものでないと基本落ちない印象。
一例として、眉用含むマスカラ類は落ちなかった。
(さすがに回を重ねる&擦ったら落ちると思うけれど)
なお、この1年半の間の使用オイルは下記。
気分や肌の調子で使い分けです。
- マカダミ屋「ライスブランオイル」
┗粘度高めで垂れにくい。 - マカダミ屋「キャスターオイル」
┗粘度高すぎで使いづらいのでベビーオイルと混ぜて使ってる。
たぶんリピなし。 - matsukiyo ベビーオイル 無香料
┗熊野油脂さんが製造販売元なので安心感ある。
約700円弱と安い。 - ジョンソン ベビーオイル 無香料
┗ベビーオイルと言えばこれの印象。 - ヴェレダ カレンドラ ベビーオイル(無香料)
┗価格高め。
並行輸入品は成分要チェック。
筆者もぐら購入時は主成分がセサミオイルだった。
※↑リンク先は、基本的には送料含め一番安く買えそうなサイトにしてます。
やってみた感じた「押さえておきたいポイント」
個人的にオイル洗顔をやる上で、押さえておかないとメリット半減の注意ポイントだなと思うポイントをあげておきます。
少なすぎると普通に摩擦が発生しそうです。
筆者もぐらは3~4全力プッシュくらい使っています。
ティッシュも5~枚くらい使います。
特に鼻周りは角栓ポロリを期待してくるくるとマッサージしたくなりますが、これはいらん摩擦の原因になり、本末転倒です。
ぐっとこらえて、うっっっすら表面をなでるだけにとどめます。
なお、力加減としては顔のお肉が動かない程度を目安とします。
ティッシュで吸い取るとき、さー--っとスワイプでふき取ってしまいたい気持ちに駆られますが、これも摩擦になるので堪えます。
スタンプ的な感じで1回1回肌からティッシュを離して移動&吸い取りをしてください。
服についたオイルは、濡れたような見た目でとても目立ちます。
しかも洗濯してもなかなか取れません。
絶対に部屋着に着替えてからやったほうが良いです。
やってみて感じた「個人的ハック」
毛穴の角栓が気になるときは、植物系オイルよりもベビーオイルが一番角栓がマシになる気がする。
逆にちょっと肌バリア低下気味だな~というときは、ライスブランオイル等の粘度高めが被膜感があって守られる印象でした。
※完全に個人の感想なので、明確な理由は説明できません…。
・ベビーオイルがそもそも肌に合わない人
・肌にオイルを乗せているときに何か家事とかをやりたい人
は、粘度の高いライスブランオイルかセサミオイルがおススメです。
キャスターオイル(ひまし油)は粘度高すぎておススメしません…。
1回目のオイルをなじませた後に一度軽くティッシュで吸い取って、2回目をやると比較的落ちやすい気がする。
ベビーオイル洗顔が合う人/合わない人
ベビーオイル洗顔が合う人
肌本来の保湿成分を洗い流さない洗顔なので、普通に考えて
洗浄力は弱い=メイクも落ちづらいことが考えられます。
もともとそんなにメイクをがっつりやっていなければこの弱点はほぼ無視できます。
筆者もぐらはファンデを使うとすごく汚く見える肌質(?)なので、コンシーラーしか使ってません。
また、マスカラとかは残っている感がありますが、「毛」だし、そんなに気にしないようにしています。
現状の洗顔では、意図せず顔をこすりすぎて肌バリア痛んでいる人、またそれによって皮脂が過剰に出てニキビできたりオイリーになっている人には効果がありそうと思いました。
ベビーオイル洗顔が合わない人
ベビーオイルや植物オイルはクレンジングのための製品ではないので、メイク汚れが良く落ちるかといわれると、実感としてそうではありません。
無理してベビーオイル洗顔のみ続行し、がっつりメイク汚れが肌に残るよりは、メイク落とし用のクレンジングで手早く擦らず汚れを落とした方が正直肌負担はないと思います。
肌摩擦とか肌本来の保湿成分とか関係なくめっちゃオイリー肌の人や、肌バリアどころではないくらい荒れている人(出血とか)も避けた方が良さそうです。
筆者もぐらと同時期に家族(男・ニキビできる系)もベビーオイルをやっていましたが、やっぱり角栓が気になる・皮脂でべたつくという事で1か月ほどでリタイヤしていました。
また、たまに筆者もぐらは額が一部アトピーっぽく肌荒れするのですが、荒れている状態でにオイル洗顔していても特に良くなる感じはありませんでした。
普通にステロイドとかを一時的に塗って、ある程度治ってから再開しています。
この記事を書くにあたりmimiさんのTwitterを調べていたら、すでに「ベビーオイル洗顔が合う人合わない人の傾向」について言及がありました。
基本的に、NMFやセラミド類を落としすぎていて皮脂分泌過剰になってしまったタイプの方のニキビには、効果があったということなのかなというのが、現段階で個人的な予測。
— mimi@ベビーオイル洗顔 (@mimitan090909) March 30, 2020
逆に一部の超乾燥肌や、脂漏性皮膚炎などの「皮脂分泌のバランス自体」になんらかの問題がある方は、ベビーオイルだけでなく↓
+α ベビーオイル洗顔をやる必要がない人
「界面活性剤入りのクレンジングを使っているけど手早く擦らず落とせている」
「肌が丈夫なので肌バリア全然弱ってないです」
のような、擦りすぎや肌本来の保湿成分の落とし過ぎのよって肌荒れしている可能性が少なそうな人の場合、ベビーオイル洗顔のメリットはあまり感じないかもしれません。
まとめ
ベビーオイル洗顔は、下記のような筆者もぐらと似た条件の人であれば効果を感じやすいのではないかと思います。
おさらい。
- 30代女性
- 乾燥性敏感肌寄り(昔は顔にもアトピーあり)
- ファンデは使わない派
- アイメイクは濃くない
- 現在はオフィスワーカーなので日焼けは皆無
- ベビーオイルだけではなく、植物オイルも併用。
一方、ニキビができているオイリー肌の人も、その原因が擦りすぎや保湿成分の流出の場合はベビーオイル洗顔が効果的な可能性もあります。
個人的には、合った場合のメリットはかなりある&必要な費用は安いので、小さいサイズのオイルを買って試してみるのがおすすめです。
↓中豚蓋が外しやすいので、補充して旅行に持ってくのに便利です。