据置型食洗機設置を利用するための分岐水栓取り付け(カバーナットの取り外し)で紆余曲折&無駄にお金かかっちゃったけど、それ踏まえての結論としては
良い業者さんを選んで作業いただくのが一番安い・安全だよね!
と悟りを得た話です。
本記事は、自分でやろうとして失敗&適当に業者選定して失敗をした経験から得た気づきを書いています。
食洗機設置のための分岐水栓取り付けを考えている人は1回読んでみていただくと無駄な時間とお金が削減できるかもしれません。
場合によっては数千円~1万円単位での無駄な出費が抑制できます。
固着したカバーナット取り外しのおすすめ業者
出オチですが、関東の首都圏内&対応範囲内にお住まいの方は
東京の「アイホーム株式会社」さん
にまずは相談するのがおススメです。
(本件は本当にPR案件でもアフィリエイトでもないですw)
対応エリアは下記の通り。
AREA
出典:アイホーム株式会社
一都三県の多くの地域へ出張費無料でお伺いさせていただきます。
東京都西部、神奈川県西部、埼玉県北部、千葉県房総方面などは時期・ご依頼内容によってお伺い日時を限定させていただいたり、別途出張費を頂戴致します。
お困りごとの内容によってはその他地域へもお伺い可能なことがございますので、ご相談下さい。
※対応範囲に住んでいないという方は大変残念ですが、次の見出し以下の 失敗談 や本記事最後の【まとめ】業者選定にあたって をご覧いただくと、ある程度参考になる情報が手に入るかと思いますのでぜひどうぞ。
おススメな理由は以下の通り。
アイホームさんの作業内容については 【体験】再度に業者依頼しついに取付成功 をご覧ください。
(余談)食洗機・水栓・分岐水栓の型番
自動給水型の据置型食洗機にあたり、もぐらの家のスペックについてを書いておきます。
食洗機
パナソニックの CB-SXH7。
楽天で買いました。
3人向けくらいのコンパクトサイズ。
うちは2人世帯なのですが、毎食ごとに稼働しとけばちょうどいい感じの容量です。
すごく買ってよかった。
水栓
SF-HE421SYX-JG。
メーカーはLINAXです。
分岐水栓
CB-SXH7。
これはパナソニックの食洗機用の分岐水栓だそうな。
これも 楽天で買いました。
【体験】分岐水栓取り付けで詰む
事前にYouTubeで分岐水栓取り付け方法を解説した動画を見てイメトレを実施。
ホームセンターでモーターレンチを購入しておきました。
食洗機&設置台が家に届いて、さぁ取付だ!
ということで作業を始めるのですが、これが長い戦いの幕開けとなるのでした…。
動画の手順通り水栓の上部のパーツを取り外したところ、カバーナットという部品がなかなか固くて回せず、外れないことに気づきました。
押さえ係と回し係で手分けして2人がかりでモーターレンチでまわそうとするも、全然外れません。
カバーナットの角が削れてきたところで危機感を感じ、一作業停止。
Google「カバーナット 外れない」で検索。
そこで、水道水のカルキ等でカバーナットが固まって外れない状態を「固着(こちゃく)」と言い、据え置き型食洗器導入の最大かつ唯一の難関になっており、素人にはハードルが高い作業だということを知りました。
「カバーナット 固着」で検索すると、様々な工具を駆使し自分で何とか外そうと奮闘するブログや、業者の広告がめっちゃ出てきます。
【体験】失敗1・適当に選定した業者を呼ぶ
カバーナットの固着を調べれば調べるほど、素人では無理なのでは…となり、業者に依頼する方向にシフトチェンジしました。
検索していたところ、分岐水栓がメニューの一つとしてある水回り全般の対応メニューがある「某業者S」を発見。
料金約7000円程度とあったので、「こんなものなのかな?」と思いつつも、サイトから見積もりを依頼しました。
すぐに折り返し電話があり、状況を伝えたところ当日中にきてくれるとのこと。
ただ、もしカバーナットが外れなかった場合でも、訪問費用として約5000円の支払いは必要とのこと。
この時は深く考えず、まぁ専門職の人を稼働させるからそうだよね、と思い了承。←フラグ。
作業員の方は約束の時刻に到着。
お名刺をいただいたところwebページにかいてあった屋号(?)ではない…。
フランチャイズなのだろうか?と、ちょっと嫌な予感がしつつも作業をお願いしました。
が、水栓を見て開口一番困り顔で「あー、これは固着しやすいタイプの水栓ですね…」。
嫌な予感が(略
まずは料金の説明。
もぐらの確認不足ではあるのですが、作業が成功した場合は作業費用の他にも「基本料金」と「出張費」がかかるので、実際の請求額は約14,000円になるとのことでした。
そして、作業に移りました。
うちにあるモーターレンチとに似たような大きなレンチを取り出し、数十秒程度カバーナットを回そうとする…。
しかし出来なかったらしく「どなたか水栓の下の方を押さえてくれますか?」と協力要請が。
※他には特に道具を使っていなかったです。
夫と作業員さんで再び数十秒トライするも、
カバーナットはミリも動かず、終了。
「これはもう完全に固着しているので、無理にやろうとすると水栓自体が壊れますね。たぶん中は結構錆びちゃったりしていると思います。」
とのこと。
で、このタイプの水栓(SF-HE421SYX-JG)は幸いにも(?)水栓本体の取り換えは容易だからと、水栓本体ごとの交換工事をおススメされました。
結局、水栓+工事代金+基本料金+出張費の見積金額(約40,000円)を紙に書いて渡されました。
そして、最初に予告されていた通り「出張料金5000円」のみ支払い、終了。
この時は「そんなものなのか?」と思っていましたが、今となっては水栓本体の取り換えも必要なかったし、中身も錆びていなかったし、わずか数分の働きで5000円の支払いが発生してしまい、正直言って無駄でした。
しかも、作業中に他のお客様からかかってきた電話(?)に必ず出ていたので、何度も何度も作業が中断しました。
実際の稼働時間は数分な割に滞在時間は合計20~30分くらいあり、さらにもやっとしました。
【体験】失敗2・自分でやろうとして無駄出費
失敗1での業者の様子から、私たちの中では「業者役に立たないな」という勝手なイメージができつつありました。
そしてブログやYouTubeにいろいろやり方が載っているし「自分らでもうちょっと頑張ろう」という方向に進んでしまいました。
で、購入したのが以下。
つまり、買って無駄だったもの。
水栓の根本を抑える工具
水栓の根本部分を固定する目的。
約600円。
↓
うちの水栓の場合は一番下のパーツがもともと回る構造になっているため、この工具は無意味。
ブログで紹介されていたからと言って安易に購入せず、メーカー・品番を調べるべきでした。
ゴム手袋と滑り止め
金属部分をしっかり押さえられるように。
個人ブログで、ゴム手袋やゴム系のものを水栓に巻いて滑り止め・保護代わりにしてモーターレンチをかましている画像があったため、それを真似て購入。
約300円。
↓
全然滑りました。
ゴムハンマー
カバーナットをモーターレンチで挟む→モーターレンチをハンマーでたたくことで衝撃を与えて固着部分を剥がそう、という意図のもの。
いろいろなブログでゴムハンマーが紹介されていたのもあり、購入に至りました。
約200円。
↓
何度か叩いてみたのですが特に状況は変わらず、存在意義がありませんでした。
なお、後述の施工業者アイホームさんの作業の際にはハンマーの類は一切使わなかったので、うちのような「軽傷」ケースでは本当に不要だったのでしょう…。
既に上でオチ書いていますが、これらの道具を使って自分たちでトライしたものの全く歯が立たず。
このようにいろいろやったのですが、ど素人が行ったため状況が悪化。
蛇口自体がぐらぐら動くようになってしまいました。
このぐらつきを治すために、後述の施工業者アイホームさんに約4000円のオプションで作業をしていただくことになりました。
【体験】再度に業者依頼しついに取付成功
これまでの予想外の出費&カバーナットの強固さに諦めムードでしたが、食洗器本(約3万円)体と設置のための台(約1万円)を無駄にすることはできないので、後戻りはできません(泣)
ということでもう一度業者選定。
前回の教訓を忘れずに、今回は
・金額を事前に教えてくれる
・作業失敗の場合、料金は発生しない
を判断ポイントにして数社連絡をしてみました。
その中で
「万が一、施工が出来なかった場合は料金が発生いたしません」
「ご相談だけコールセンターで受け、下請け業者がお伺いといったようなことはございません。」
というwebページの文言に惹かれ、アイホームさんに依頼をしました。
▼アイホームさんwebページ
たまたまだとは思いますが、23:50頃に写真を添えて問合せして、0:00に「お写真を拝見しました~」と自動返信ではない返答メールが届いてビビりました。
▼実際の返信メール(赤字がかっこいい)
今回の料金は
・お手持ち分岐水栓施工(食洗機本体簡易設置含む) ¥11,000
・ねじれ・ゆるみ修正作業 ¥4,400
とのこと。
了承し、早速翌日(平日)に来ていただけました。
当日は、まずはねじれ・ゆるみ修正作業から実施。
5分程度でガタガタは直りました。
ただ、問題はカバーナットの固着が取れるかどうかなんだけど…。
と思い、少し目を離し数十秒くらいで、
あんなに固かったカバーナットが
するっと外れていました…!!!!
カバーナットの中は普通にきれいで錆びなどはなし…。
我々の奮闘と、前回の業者さんの存在意義は一体…?
あまりにも衝撃だったので、どうやって外したのかを聞いたところ、下記の通りいろいろ教えてくださいました。
Q: 前の業者さんはダメだと言ったのに、どうやってとったんですか?
A:前の業者との違いは、おそらく道具とその使い方。
固着の解消は力技になるのは違いないが、やり方にコツがある。
(使っていた道具はモーターレンチだけだったので、つまり純粋な技術・経験の差っぽい)
Q:もぐらの家の水栓SF-HE421SYX-JGって結構強めの固着だったの?
A:全然軽症。
他事例では、もっと数十年ものの固着をお客様さん自身がすごい工具とかを使ってゴリゴリにやってダメだったものも対応したことがある。
カバーナットの角と外装が削れて、中身の真鍮(金色の部分)が見えているような状態だと、水栓自体交換が必要になることもあるので、労力的にも金銭的にも早めに依頼してもらった方が良い。
(なお、もぐらの家はこの時点で築7年。これでも素人にはきつかった)
特に賃貸にお住いの人は水栓に傷をつけるような無茶はせず、早めに業者さん(アイホームさん)にお願いするのがベターだと思います…!
その後、さくさくっと分岐水栓を取り付け、食洗器の台と食洗器をセットして完成しました。
途中私がカバーナットの取り外しで質問したのを含んでも、作業時間は30分以内くらいのスムーズさでした。
【まとめ】業者選定にあたって
まとめ
・対応可能範囲にお住まいなら、本当にアイホームさんがおススメ
それ以外で選定する場合は、最低でも下記のポイントを押さえておけば悲しい思いはせずに済む確率が上がるはずです。
・必ず数社に相見積もりをする
・訪問見積もりに料金が発生しない業者を選ぶ
・可能なら「分岐水栓」対応をメインとしているところを選ぶ
・料金が事前に確定する業者を選ぶ
いろいろ書きましたが、この分岐水栓工事の費用・めんどくささを超えて食洗機は超絶便利です。
ぜひこの障害を乗り越えて快適食洗機ライフを送ってください。